【ソフトバンク】新外国人内野手獲得 メジャー588打席で三振わずか28 体重102キロ愛称は「亀」

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2022.11.11(金) 05:00

ソフトバンク

 ソフトバンクが来季の新外国人として、マーリンズ傘下3Aのウィリアンズ・アストゥディーヨ内野手(31)を獲得することが10日、分かった。日本の他球団も調査していたが、争奪戦を制した形だ。

 メジャー5年間で通算16本塁打の中距離タイプ。特筆すべきはコンタクト率の高さで、メジャー通算588打席でわずか28三振。21打席に1度しか三振していない。今季、3Aでは75試合で打率3割7厘、16本塁打、53打点をマークした。

 175センチ、102キロの体形から、愛称は「亀」(スペイン語で「トルトゥーガ」)。その愛くるしい体つきとハッスルプレーは、94年にダイエーで人気を博したトラックスラーをほうふつとさせる。三塁手が主だが、捕手も守り、マイナー時代も含めれば全9ポジションをこなした。投手としてもメジャー通算7試合に登板。敗戦処理だが、21年に球速66キロの超スローボールを投じたことでも話題となった。ツインズ時代には同僚だった前田健太と仲良くする様子が見られた。

 球団は、アストゥディーヨのほか、テスト生として秋季キャンプに参加したホーキンスも獲得する方向で、去就が流動的だったグラシアル、デスパイネとの来季契約は見送ることが濃厚となった。

 また、阪神を今季限りで退団したジョー・ガンケル投手(30)の獲得を目指していることも判明。ロッテの守護神、ロベルト・オスナ投手(27)の動向にも引き続き注視し、ロッテとの残留交渉がまとまらない場合に備えていく。

 ◆ウィリアンズ・アストゥディーヨ(Willians Astudillo)1991年10月14日、ベネズエラ生まれ。31歳。08年にフィリーズに入団し、18年にツインズでメジャー初昇格。今季、マーリンズに移籍し、21試合で打率2割4分1厘、1本塁打、4打点。メジャー通算190試合で打率2割6分7厘、16本、70打点。175センチ、102キロ。右投右打。

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