【侍ジャパン】佐々木朗希が侍デビュー 初回は安打許すも無失点、最速は159キロ、栗山監督ニンマリ

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2022.11.10(木) 19:03

初回、安打を許すも無失点に抑えた佐々木朗(カメラ・岩田 大補)

◆侍ジャパンシリーズ2022 日本―オーストラリア(10日・札幌ドーム)

 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が先発し、侍ジャパントップチームデビューした。初回は1安打1四球を与えたが無失点で切り抜け、最速は159キロをマークした。

 初回は初球から158キロをマーク。初球を投げた後には、栗山監督がベンチでうれしそうに表情を緩めた。だが、先頭のケネリーに159キロを右前に運ばれ、続くホワイトフィールドも四球。無死一、二塁といきなりピンチを背負ったが、グレンディニングを155キロ直球で見逃し三振、4番・ウェードを156キロで遊併打に打ち取った。

 19年ドラフト1位でロッテ入りすると、20年に1軍デビューし、11登板で3勝を挙げた右腕。今季は4月に21世紀初の完全試合を達成するなど、20登板で9勝4敗、防御率2・02と大きな成長を遂げた。8日の練習後には「ストレートとフォークがメインになると思う。その中で、バッターを抑えていけるように。まずはケガなく自分の力を発揮できたらなと思います」と意気込みを口にしていた。

 9日の試合後の会見では栗山監督も「シーズンをあれだけ盛り上げてくれた投手ですから、僕はすごく楽しみにしているし、このボール(WBC使用球)でどんなボールを投げるのか、ぜひ見届けたいと思います」と期待をかければ、オーストラリア代表のニルソン監督も「とても楽しみにしています。佐々木投手は評判が素晴らしい」と対戦を心待ちにしていた。

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