【侍ジャパン】ロッテ・佐々木朗希がついにデビュー 来春WBCへアピールなるか、両軍指揮官も大注目
スポーツ報知
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2022.11.10(木) 14:06
◆侍ジャパンシリーズ2022 日本―オーストラリア(10日・札幌ドーム)
ロッテ・佐々木朗希投手(21)が10日、オーストラリア代表との強化試合(札幌ドーム)に先発登板し、侍ジャパントップチームデビューする。
佐々木朗は大船渡高3年の2019年に行われたU18W杯にも出場したが、右手中指まめの影響で登板したのは1イニングのみ。唯一参加した国際大会だったが、「ベンチから見ている記憶しかないです」と、脳裏には、苦い記憶だけが残された。
19年ドラフト1位でロッテ入りすると、2年目の21年に1軍デビューし、11登板で3勝。今季は4月に日本記録の13者連続三振をマークして21世紀初の完全試合を達成するなど、20登板で9勝4敗、防御率2・02と大きな成長を遂げた。奪三振は、129回1/3で173。3月には自己最速を1キロ更新する164キロもマークした。トップチームデビューへは「まずはケガなく自分の力を発揮できたらなと思います」と意気込みを口にしていた。
佐々木朗の登板へ、両軍の指揮官も前日9日の試合後に行われた会見では、包み隠さず期待を口にした。
侍ジャパン・栗山監督「力のある投手が明日(10日)先発するわけで。シーズンあれだけ盛り上げてくれた投手ですから、僕はすごく楽しみにしているし、このボール(WBC使用球)でどんなボールを投げるのかぜひ見届けたいと思います」
オーストラリア・ニルソン監督「とても楽しみにしています。佐々木投手は評判が素晴らしい。やはり、球が速い。3つの変化球(フォーク、スライダー、カーブ)がある。コントロールも非常に優れている」
来年3月のWBCでの侍ジャパン入りへ向けても大きな意味を持つ一戦。令和の怪物は、札幌の地でどんな投球を見せてくれるだろうか。
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