【西武】ドラフト5位指名の近江・山田陽翔、指名あいさつに「平良投手のような速いストレートを」

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2022.11.4(金) 14:49

色紙とドラフト会議用のパスを持ち記念撮影する近江の山田陽翔(左は多賀監督、右は潮崎球団本部編成グループディレクター)

 西武ドラフト5位指名の最速149キロ右腕の近江・山田陽翔(3年)が4日、同校で潮崎球団本部編成グループディレクターと後藤スカウトから指名あいさつを受けた。その後の会見で山田は「もうすぐプロ野球選手として練習ができる日々が近づいてきているなと、さらに身が引き締まって、練習に対しての取り組みもそういった意識でできている」と、前向きな思いを話した。

 あいさつの中で、山田の投手で勝負したいという意思を確認した潮崎編成グループディレクターは「気迫を全面に押し出して投げられる投手なので、リリーフが向いているのかなと思いますけど、可能性を狭めるんじゃなくて、先発完投できる大きな投手にもなって欲しいので、今の時点では分からない」とし「平良とよく似たタイプ。ああいう感じになってもらいたい」と、最速160キロ右腕に重ね合わせ、今後の成長に期待した。

 県内を走るライオンズカラーのバスやタクシーを見ると「安心感がありますね」と、入団に向け既に気持ちの準備は万端の様子。「平良投手のような速いストレートを投げられるようになりたい。三振を取れるのが自分の長所なので、ピンチのやここ一番の場面でしっかり三振が取れるように自分を磨いていきたい」と、プロ入り後の活躍を見据えた。

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