【オリックス】FA宣言の森友哉へ異例の即日ラブコール 福良淳一GM「興味を持って、調査を続けます」

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2022.11.2(水) 06:06

国内FA権を行使した西武・森

 西武・森友哉捕手(27)は1日、今季取得した国内FA権を行使したことを明らかにし、他球団との交渉にも臨む意向を示した。これを受けてオリックスは、福良淳一GM(62)が異例の即日ラブコール。さらに調査を進めながら条件面などを整え、11日の交渉解禁後に予想される争奪戦に備えている。

 オリックスが早速、森にラブコールを送った。国内FA権を行使したことを受け、福良GMは「興味はありますよ。興味を持って、調査を続けます」と球団の考えを強調。すでに進めてきた獲得調査に本腰を入れ、交渉解禁後に即アタックができる態勢を整えていく。本拠地・大阪は森の地元でもあり、4年をベースにした長期契約を準備しているとみられる。

 森は2019年にパMVPと、打率3割2分9厘で首位打者を獲得。オリックスは今年、球団別で最多の3本塁打を浴びている。獲得なら、主に伏見、若月の2枚看板だった捕手陣の強化につながることは言うまでもなく、福良GMは「ウチもだいぶ苦しめられた。守りの方も今年は相当、成長しているんじゃないですか」と攻守とも称賛する。

 森と同様に本格調査しているのが日本ハム・近藤。個人名には触れず、福良GMは「まだ(動向が)分からない。見ながら、検討しながらという感じじゃないですか」と含みを持たせた。他球団と争奪戦に発展する可能性も高い好打者2人。リーグ連覇、26年ぶり日本一を果たした一方で、本塁打はパ最少の89本にとどまったオリックスが、全力を尽くし、戦力の充実を図る。

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