【ソフトバンク】ドラフト3位の東北福祉大・甲斐生海、目指すはギータ2世

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2022.11.2(水) 11:29

ソフトバンク・福山アマスカウトチーフ(左)に帽子をかぶせてもらう東北福祉大・甲斐(中央、右はソフトバンク・作山アマスカウトチーフ補佐)

 東北福祉大からドラフト会議で指名された3選手が1日、仙台市内の同校で指名あいさつを受けた。ソフトバンク3位・甲斐生海外野手(22)は持ち前の長打力を武器に“ギータ2世”を目指すと決意。

 プロで武器を磨き、偉大な先輩を目標に力をつける。東北福祉大・甲斐はソフトバンクについて「とても強いチーム。そこで活躍できるよう頑張りたい」と意気込みを語った。福岡県出身で幼少時は何度も球場に足を運んでおり、帽子や応援グッズも持っているという。地元でフルスイングを見せ、チームに貢献する。

 長距離砲として期待を寄せられており、福山龍太郎アマスカウトチーフ(46)は「今年のアマでは1番飛ばす選手。今のチームの中でもトップランク」と高く評価。タイプが似ている柳田悠岐外野手(34)について甲斐は、「いっぱい練習してあのような選手になりたい」と話した。

 体を大きくするため夏場以降、生まれて初めて食トレに着手。朝昼晩3食に加えてバナナやプロテインなどを間食に取り、約3か月で10キロ余り体重を増やし、パワーをつけてきた。和製大砲を目指し、プロの高いレベルにもまれながらさらにパワーアップし、“ギータ2世”と呼ばれるほどの実力をつけてみせる。

 ◆甲斐生海(かい・いくみ)2000年7月11日、福岡県生まれ。22歳。仙台六大学リーグ通算は打率3割2厘、6本塁打、27打点。4年秋に本塁打王、打点王、ベストナイン。50メートル走6秒6、遠投100メートル。184センチ、95キロ。右投左打。

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