◆「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２２」第６戦　ヤクルト―オリックス（２９日・神宮）

　オリックスの山崎福也投手が、勝利投手の権利を手に降板した。

　本来なら山本が中６日で先発予定だったが、初戦で左脇腹に違和感を訴え途中降板したため登板を回避。山崎福が中５日で先発マウンドを託された。

　初回からテンポよく投げ込み、味方の好守にも助けられながらヤクルト打線を封じた。４回１死から山田、村上に２者連続の四球を与えたが、オスナを遊ゴロ、中村を左飛に封じた。５回まで許したヒットは初回の先頭・塩見の中前打のみ。５回を７０球、１安打３四球３奪三振で無失点の好投でマウンドを降りた。

　オリックスは日本シリーズで先発投手の勝ちから遠ざかっており、山崎福が勝てば９６年第３戦目の野田以来、２６年ぶりとなる。

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