【楽天】ドラ1立大・荘司康誠が7回1安打1失点7Kも勝てず「役目2を果たせていないのは悔いが残る」
スポーツ報知
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2022.10.29(土) 16:04
◆東京六大学野球秋季リーグ戦第8週第1日 ▽立大0―1明大(29日・神宮)
楽天からドラフト1位指名を受けた立大・荘司康誠投手(4年=新潟明訓高)が、明大戦でドラフト後初登板初先発。7回を投げて1安打1失点、7奪三振の好投を見せたが、チームが敗れて今秋初勝利をつかむことは出来なかった。
悔やまれるのは立ち上がりだけだった。初回は先頭の中日ドラフト2位・村松開人内野手(4年、静岡高)を、1ボール、2ストライクと追い込みながらも決めきれずに四球。さらに2球連続暴投などで1死三塁とピンチを背負った。すると、3番の宗山塁遊撃手(2年、広陵高)に、この日最速152キロをはじき返され、左翼への適時二塁打となった。捉えられた当たりではなかったが、左翼手はボールと太陽の光が重なって捕球できなかった不運も重なった。
それでも荘司は「初回はちょっとばたついたところがあったんですけど、それを修正というか、いい力感で投げることを意識した。いい意味で力が抜けた結果がああいうピッチングにつながったかなと思います」とすぐに立て直した。2回以降、出した走者は3回の四球による1人だけ。150キロ前後の直球を中心に、スプリットや緩いカーブを交えながら明大打線を翻弄した。
7回1安打1失点で投げきったが、味方の援護がなくチームは0―1で敗戦。荘司も今秋3敗目を喫した。「最後のカードで今までの4カードよりいいピッチングが出来てよかった」と振り返りながらも、「それでも勝てなかったので、そこは僕の役目は果たせていないのは悔いが残る」と反省しきりだった。
ドラフト指名後初の登板。この試合が大学最後の登板になる可能性もあったとあって「そういう目(ドラ1右腕)で見られるとは思っていましたけど、このチームで最後のカードなので、最後チームとしていい形で終わりたいという気持ちだけで臨んだので、そこは全く意識せずいつも通り勝負を楽しんで投げることが出来た」と浮かれた様子は一切なかった。
溝口監督も「バランスが崩れなければ、そんなに点は取られないだろうなとは思っていた」と好投に目を細めていた。
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