日本ハム5位指名の立正大・奈良間大己内野手が指名あいさつ受け「1軍で活躍し、チームを代表する選手になりたい」

スポーツ報知

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2022.10.26(水) 14:59

立正大・奈良間大己は日本ハム新スタジアムのタオルを手に笑顔

 日本ハムからドラフト5位指名を受けた、東都2部・立正大4年の奈良間大己内野手(22)が開幕1軍を目標に掲げた。26日、埼玉県熊谷市のキャンパスを訪れ、指名あいさつした坂本晃一スカウト(55)は「いち早く一軍で活躍できるよう頑張っていただきたい」と期待。奈良間は「自分がやって来た野球を評価していただき、自信になりました。即戦力として期待していただいているので、早く1軍で活躍したい」と意気込んだ。

 静岡・常葉大菊川高では甲子園に出場し、主将としてベスト16に導いた。「高3からプロに行きたいと思うようになったが、まだ自信はなかった」と大学へ進学。4年間みっちり鍛え上げ、走攻守3拍子そろった強肩強打の遊撃手として、スカウトの目に留まるようになり、プロ志望届を提出した。坂本スカウトは「彼が大学1年の時からずっと気になっていて、この日が待ち遠しかった。必ずファイターズの戦力になってくれると確信している」と期待した。

 日本ハムに指名されたことが報道されると、高校時代、U―18日本代表で共に戦った、日本ハムの吉田輝星投手(21)から電話があり「良かったな」と祝福されたという。奈良間は「期間は短かったけど輝星とは、本当に仲良かった。僕がオモチャにされたくらい。一緒にできる喜びは大きい」と話した。

 遊撃手としての活躍に期待がかかるが「戦力としてマッチできればポジションはどこでも」と本人にこだわりはない。走攻守すべての底上げを図るが、中でも最も磨きたいのは打撃だ。「ゆくゆくはチームを代表する選手になりたい」と目を光らせた。

 ◆奈良間 大己(ならま・たいき)2000年5月8日、静岡・菊川市生まれ。22歳。小学1年から菊川スポーツ少年団で野球を始め、小笠浜岡シニアを経て常葉大菊川高入り。3年夏は県で8割1分8厘を残して優勝し、甲子園16強入り。立正大では3年春に東都1部で3割1分1厘をマークし、同年、大学代表候補強化合宿に招集された。174センチ、74キロ。右投右打。家族は両親と兄。

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