ソフトバンクは12球団最多の20人を指名「100点に近い」王会長&永井編成育成本部長が手応え

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2022.10.20(木) 22:46

誉高校のイヒネ・イツア選手 [写真提供=プロアマ野球研究所]

◆ 支配下も育成も狙い通り「バランスのいいドラフト」

 『2022年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』が20日に行われ、ソフトバンクは12球団最多の合計20選手(支配下6人/育成14人)を指名した。

 1位は事前公表していた大型内野手のイヒネ・イツア選手(誉高)を宣言通りに指名。高卒2人、大卒3人、社会人1人とバリエーション豊かに支配下指名6枠を使った。

 単独1位指名で交渉権を獲得したイヒネについては、永井智浩編成育成本部長が「しっかり時間をかけてレギュラーになってもらいたい選手」と将来性を見込んでの指名であることを説明。王貞治会長は「将来性豊かな選手ということで本当に楽しみだね。ウチに来て、どれだけの選手に成長してくれるか」と期待を寄せた。

 また、王会長は「2巡目以降も思惑どおりのドラフトになったんじゃないかな。世代交代を迎えた今のチーム状況に合った、即戦力の選手も指名できているしね。いずれも将来が楽しみな選手たち。ホークスでのびのびと大きく成長していってくれるといいね」と支配下ドラフトを総括。

 投手8人を指名した育成ドラフトについては、永井編成育成本部長が「少し投手を多めにして育成したいということがあった。そのように指名できたのでは」と説明しており、支配下含め「前もって準備したバランスのいいドラフトが出来たんじゃないかと思います」、「100点に近いドラフトが出来たんじゃないか」と手応えを口にしていた。


◆ ドラフト会議2022・ソフトバンク指名選手一覧

<支配下>
1位 イヒネ イツア(内野手/誉高)
2位 大津 亮介(投手/日本製鉄鹿島)
3位 甲斐 生海(外野手/東北福祉大)
4位 大野 稼頭央(投手/大島高)
5位 松本 晴(投手/亜細亜大)
6位 吉田 賢吾(捕手/桐蔭横浜大)
<育成枠>
1位 赤羽 蓮(投手/霞ヶ浦高)
2位 山下 恭吾(内野手/福岡大学附属大濠高)
3位 木村 光(投手/佛教大学)
4位 内野 海斗(投手/武田高)
5位 岡植 純平(投手/飾磨工業高)
6位 佐々木 明都(投手/学法福島高)
7位 水口 創太(投手/京都大学)
8位 宮﨑 颯(投手/東京農業大学)
9位 重松 凱人(外野手/亜細亜大学)
10位 前田 純(投手/日本文理大学)
11位 佐藤 航太(内野手/八戸学院光星高)
12位 飛田 悠成(内野手/金沢高)
13位 西尾 歩真(内野手/中京学院大学)
14位 盛島 稜大(捕手/興南高)

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