【西武】辻発彦前監督があいさつ「6年間ありがとうございました」
スポーツ報知
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2022.10.18(火) 11:27
今季限りで勇退した西武・辻発彦前監督が18日、埼玉・所沢市の球団施設を訪れ、松井新監督以下スタッフ、選手に退任のあいさつをした。
スーツ姿で登場した前指揮官は「6年間で2度優勝でき、最下位も味わい、いろんな事を経験させていただきました。本当にありがとうございました。6年間監督をやって、ファンの力がどれだけ大きいと感じました。ファンの力は大きいということを念頭に置いて、グラウンドに立った時は全力で最後まであきらめずに力を出し切る。一生懸命やってくれれば、チームはいい方向に向かっていくと思います。常に見ていますから全力で頑張ってください」と励ましの言葉を送り、新指揮官をはじめ一人一人とがっちり握手をかわした。
「みんながユニホームを着ている時にスーツを着ているようじゃ、オレの役目は終わったのかなと感じましたね。いろんな球団に行ったけど、終わる時というのはこんなもの。終わってちょっとすればみんな忘れられるし。でも、ここに残っている存在でありたいとは思っている」と胸を軽くたたいた。CS終了後は数日間は、LINEや電話の応対に忙しかったそうで「おとといくらいから通常に戻って朝ランもできるようになった」と笑みを浮かべた。
松井新監督へは「俗にいう名監督の下でずっとやらせていただいて、いろんなことも経験して自分の中で解釈したことがある。稼頭央は稼頭央らしく自分が思う通りにやればいいと思うし、それが結果だからね。しっかりコーチ陣とコミュニケーションを取ってやっていけばいいんじゃないかなと思います」とアドバイスを送った。24日には64歳の誕生日を迎えるが「予定なし」と苦笑。「息子からはSNSだけはやって、とにかく自分の今を少しずつ発信していこうと。生きているぞと。そういうことも必要だってって言ってたよ。iPadだけは買った」と明かした。近いうちにSNSデビュー、ひょっとしてYouTubeにも登場するかもしれない。
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