【日本ハム】金子千尋が来季構想外に 今後は現役続行希望の意思を尊重し後押し

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2022.10.16(日) 04:00

日本ハム・金子千尋

 日本ハム・金子千尋投手(38)が来季の構想から外れたことが15日、分かった。球団は人間性なども含めて高く評価している中、慎重に協議を重ねた上で決断した模様。現役続行を強く希望する本人の意思を尊重し、球団側も今後は後押しをしていくことになりそうだ。

 金子はトヨタ自動車から04年ドラフト自由枠でオリックスに入団。08年から4年連続2ケタ勝利を記録し、自己最多17勝を挙げた10年は最多勝を獲得した。14年にはMVP、沢村賞、最優秀防御率、2度目の最多勝、ベストナインと5冠に輝いた。

 18年オフに日本ハムへ移籍。先発、救援どちらにも対応し、腕を振ってきた。19年4月18日・オリックス戦(ほっと神戸)で移籍後初勝利を飾った際には「日本ハムの一員になれて良かったと、心から思っている」と感謝を口にしていた。本人も球団への恩義を感じている。

 チーム最年長だったプロ18年目の今季は5月11日・オリックス戦(札幌D)で通算130勝目となる2年ぶりの白星を挙げたが、3試合の登板で1勝2敗、防御率4・85。イースタンではチームトップの7勝を記録した。輝かしい実績、豊富な経験を持ちながらファームでも常に向上心を持って取り組み続ける姿は、後輩たちの模範でもあった。

 ◆金子 千尋(かねこ・ちひろ)1983年11月8日、新潟県生まれ。38歳。長野商2年春にセンバツ出場。トヨタ自動車から2004年ドラフト自由枠でオリックス入団。10年に最多勝、13年に最多奪三振。14年は最多勝と最優秀防御率の2冠で、沢村賞とリーグMVP。通算387試合130勝94敗5セーブ、防御率3.08。180センチ、77キロ。右投左打。推定年俸2000万円。

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