【ソフトバンク】沢村賞2度の斉藤和巳氏を1軍投手コーチに招へい 負けないエースが帰ってくる
スポーツ報知
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2022.10.16(日) 12:52
ソフトバンクが、来季の1軍投手コーチとして、球団OBで野球解説者の斉藤和巳氏を招へいすることが16日、分かった。
斉藤氏は95年ドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)入団。03年に20勝3敗で最多勝、最優秀防御率、最優秀投手の3冠に輝き、自身初の沢村賞に選ばれた。05年には当時プロ野球記録の開幕15連勝を記録。06年も18勝を挙げ、最多勝など4冠で2度目の沢村賞を受賞した。通算勝率は驚異の7割7分5厘。「負けないエース」が代名詞だった。
しかし、その後は右肩の故障に苦しみ、08年と10年に2度、内視鏡による右肩腱板(けんばん)の修復手術を受けた。10年を最後に自由契約となり、11年からはリハビリ担当コーチを務めながら再起を図ったが、13年7月に現役復帰を断念していた。
投手陣は今季、12球団ワーストの与四球474と課題は明白。エース千賀が海外FA権の行使を明言し、メジャー移籍は決定的となった。抜ける穴は大きいが、帰ってくるレジェンドの手腕に期待がかかる。
◆斉藤 和巳(さいとう・かずみ)1977年11月30日、京都市生まれ。44歳。南京都高(現・京都広学館)から95年ドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)入団。通算成績は150試合で79勝23敗、21完投8完封、防御率3・33。192センチ、97キロ。右投右打。
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