ソフトバンク・野村勇 (C)Kyodo News

◆ チーム3位の10本塁打、首脳陣の起用に応える一撃！

　ソフトバンクのドラフト4位・野村勇内野手（25）が14日、オリックスとのCSファイナルステージ第3戦（京セラD大阪）で豪快なCS初アーチを放った。

　社会人・NTT西日本からプロ入りしたオールドルーキーは「8番・三塁」でCS初スタメン。レギュラーシーズンで相性の良かったオリックス先発・田嶋と対戦し、2打席凡退で迎えた第3打席に大仕事をやってのけた。

　2点リードで迎えた7回、一死無走者の場面でフルカウント後の外角球をフルスイング。逆方向へ弾き返した打球は貴重な右越えソロとなった。

　レギュラーシーズンではチーム3位の10本塁打を放ち、規定打席未到達ながらOPS.800を記録。負ければシーズン終了となる一戦で、非凡な長打力を見せつけた。