【ソフトバンク】パでは突破率0%の0勝2敗 藤本博史監督「4勝すればいいんでしょ」前を向く

スポーツ報知

  • ニュース

2022.10.13(木) 06:30

9回無死一塁、見逃し三振に倒れ、天を仰ぐ柳田悠岐(捕手・若月健矢、カメラ・岩崎 龍一)

◆2022パーソル クライマックスシリーズ パ 最終S第1戦 オリックス5―0ソフトバンク(12日・京セラドーム大阪)

 連勝で乗り込んだ大阪で勢いを止められた。山本に8回無得点に封じられ、完封負け。レギュラーシーズンから4試合連発中だった柳田も4打数無安打に終わり、19年のCS第1Sから続いていたポストシーズンの連勝は18で止まった。藤本監督は「相手はエースやから、なかなかね。でも何とか点取りたかったね」と肩を落とした。

 チームの課題が顕著に表れた。0―0の4回。先発の石川が3四球を与え、杉本への押し出しで先制された。5回は1死二塁で登板した2番手・大関が2死満塁から頓宮、西野に連続押し出し四球。8四球でPS史上初の1試合3度の押し出しに指揮官も「もったいない」と嘆いた。CS初先発の石川は5回途中2失点で「チームが勝つ投球がしたかった」。今季チーム与四球474は12球団最多で、同最少の阪神(288)とは200個近い差がある。

 過去の日本シリーズをかけたPO、CSで0勝2敗となった場合、パでは突破率0%。藤本監督は「4勝すればいいんでしょ」と前を向いた。(中村 晃大)

関連ニュース

【ソフトバンク】藤本博史監督、申告敬遠からの連続押し出しに「裏目に出た。作戦ミス」 一問一答
【ソフトバンク】ポストシーズン18連勝ストップで突破率は0% 山本由伸打てず、投手陣は四球禍の自滅
【ソフトバンク】今度は大関友久が…5回に連続押し出し四球 今季チーム与四球474は12球団最悪
【ソフトバンク】5回の得点機で柳町達、甲斐拓也が連続三振 山本由伸のギアチェンジを前に同点ならず
【ソフトバンク】石川柊太、3四球で先制点献上 杉本に押し出し四球 今季12球団ワースト57与四球

記事提供:

スポーツ報知