【ソフトバンク】藤本博史監督、申告敬遠からの連続押し出しに「裏目に出た。作戦ミス」 一問一答

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2022.10.12(水) 21:46

5回途中、石川柊太の交代を告げた藤本博史監督(カメラ・岩崎 龍一)

◆パーソル クライマックスシリーズ パ 最終S第1戦 オリックス5―0ソフトバンク(12日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクはオリックスに完敗し、ポストシーズンの連勝が18で止まった。藤本博史監督は5回のピンチで吉田正を申告敬遠で歩かせた後に、大関が連続の押し出し四球を与えた場面を「作戦ミス」と認めた。以下は一問一答。

―5回、8回に2度チャンスがあった

「相手もエースやから、なかなかね。点取りたかったけどね。由伸、山本君も良かったね」

―柳田が徹底した内角攻めをされた

「そうなんですよ、あれを吉田正にしなくちゃいけないんですよ。うちもね。うちはそこで、できていないというところですからね。コントロールがね。山本はそういうコントロールがあって、吉田に対して当てても良いぐらいの気持ちでいけるかどうかですね。当てちゃいけないですけどね」

―もっと攻める気持ちが

「攻めるというかね。吉田を申告敬遠して万全の策を取ったんだけど、裏目に出たよね。それはこっちの作戦ミスやと思うし。でも次回あっても吉田をあそこで勝負はしないと思うし。打たれたらこっちの責任やし、問題ないけど、四球2つはもったいないよね。押し出しというのもね」

―最初も四球が押し出し

「(連続で)2点押し出しやからね。そこはもうちょっとね。難しいよね。こっちは満塁で申告して、ピッチャーももう1点もやれないというね。相手も山本やから1点の大きさ分かっているから、慎重になってストライク入らないと思うけど、そこは開き直って思いきって自分を信じて投げてくれたら良かったですけどね。石川も初回から飛ばしてくれていたけど、いきなりボール、ボールでストライク入らなくなったのは、もったいなかったね」

―山本のピッチングは

「いやもう相手はエースですから。でもエースやからと言って点取れなかったら勝てないわけだから。こちらもじゃあ柳町にあそこでスクイズ出すか、1点取りにいくかというところも考えていますけど。右投手の山本で三塁走者がデスパイネのスクイズは難しいというのもあるし、良いピッチャーはスタート速かったら外せるからね。何回もそれやられているからね。スクイズのチャンスはあったとは思うけど、これから思い切ってスクイズ(のサインを)出すことも大事だと思います」

ーいったん、止まったが

「4勝すればいいんでしょ。あした切り替えて頑張ります」

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