西武は１０日、秋季練習を１７日から所沢市内の球団施設で行うと発表した。新監督就任が有力視されている松井稼頭央１軍ヘッドコーチ（４６）の新体制がスタートする。

　ＣＳ第１Ｓでの敗退が決まった９日のソフトバンク戦から一夜明け、松井ヘッドは福岡から空路で帰京した。監督就任は近日中に発表される見通しで、１７日から始まる秋季練習で新体制が船出する。９日の勇退会見で辻監督は「新任の監督は新任の監督らしく色を出せばいい」と後進にメッセージを送ったが、ＰＬ学園の後輩でもあり留任が決定的な平石打撃コーチをはじめとする新首脳陣で１９年以来のリーグ優勝、成し遂げられなかった日本一奪回を目指す。

　また、辻監督もこの日、福岡から空路で帰京。「あいさつすると思いますよ」と話し、１７日の秋季練習開始日に改めて選手、スタッフに退任のあいさつをする予定だ。

関連ニュース

・【写真】最終戦、ベンチで辻監督と話す松井稼頭央ヘッドコーチ
・【選手名鑑】松井稼頭央の球歴、年俸など
・【西武】森友哉ＦＡ宣言も、争奪戦は必至、球団は「全力」で引き留めへ
・【西武】辻発彦監督終戦「やっぱり野球は楽しい」、次期監督は松井稼頭央ヘッド有力、内海哲也も入閣へ
・【西武】オグレディが帰国「来年も皆さんの前でプレーできたらうれしいね」