勇退の西武・辻監督に解説陣からも労いの言葉 「悔いが残るとしたら…」

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2022.10.10(月) 06:44

西武・辻発彦監督 (C) Kyodo News

◆ 6シーズンの指揮で2度の優勝

 西武はソフトバンクに連敗を喫し、クライマックスシリーズ・ファーストステージで敗退。

 試合後、辻発彦監督が今季限りでの退任を発表した。




 辻監督は2017年に西武の監督に就任。3年連続でBクラスに沈んでいたチームを初年度から2位に導くと、2018年と2019年にはリーグ連覇を成し遂げた。

 今季は優勝争いを繰り広げながら、終盤の失速が響いて3位。CSからの下剋上を目指したが、連覇した2018年・2019年の時も立ちはだかったソフトバンクの壁を打ち破ることができなかった。

 9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した達川光男氏は、「中日で一緒にコーチをやっていた時はロッカーが隣同士で、野球の話を随分しましたよ」と思い出を語る。

 人となりに関しては「めちゃめちゃ負けず嫌い」と言い、「選手では西武で日本一に、コーチでも落合博満監督時代の中日で日本一になっている。それから監督になって、優勝は2回しているんですが、日本一になれなかったというのはかなり悔いが残っているところじゃないかなと」と、これまでの歩みを振り返った。

 また、試合後の取材で「源田」の存在の大きさについて語ったことに触れ、「思い出すのが中日時代の沖縄・北谷キャンプ。アライバを徹底的に鍛えるというところで、2時間半もの間休まずにノックを打っていた。“二遊間の守り”というのが根幹にあって、そんな中で名前を出してもらったのは源田としても選手冥利に尽きると思う」とコメント。印象的なエピソードを添えて、監督としての奮闘を称えた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』




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