ロッテの新監督は吉井理人氏に決定!「10月に大舞台に立てることを目指していきます」

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2022.10.7(金) 16:36

ロッテの監督に就任する吉井理人氏

◆ 電撃退任から5日…新監督を発表

 ロッテは7日、2023年シーズンの新監督に吉井理人氏が就任することを発表した。

 ロッテは井口資仁監督が2018年から5シーズンにわたって指揮を執ってきたが、今季は5位に沈み最終戦セレモニーで辞任を電撃発表。後任監督に視線が集まっていた。

 吉井氏は昨季まで投手コーチを務め、今季は「ピッチングコーディネーター」という役職に転身。来春のWBCに臨む侍ジャパンの投手コーチも務めている。

 球団から監督要請の話を受けた吉井氏は「ただ、ただ驚いています」と率直な思いを吐露しつつも、「これまでコーチとしての役割ということで勉強をしながらやってきましたが、これからは全体のマネジメントを任される立場になるということで身が引き締まる思いです」とコメント。

 来季からは現場の最高責任者として、「基本的には選手のパフォーマンス向上と人間力の向上の2つを上げること。そして最終的には勝つこと、10月に大舞台に立てることを目指していきます」とチーム再建を誓った。

 また、球団は福浦和也氏の一軍ヘッドコーチ兼打撃コーチ就任も発表。代表取締役オーナー代行兼社長の河合克美が任期満了で退任することに伴い、高坂俊介氏が後任に内定したことも発表した。

 巻き返しを期す2023年シーズンは、現場&フロントともに新体制で頂点に挑む。


▼ 吉井理人一軍監督
 「(就任要請に)ただ、ただ驚いています。これまでコーチとしての役割ということで勉強をしながらやってきましたが、これからは全体のマネジメントを任される立場になるということで身が引き締まる思いです。基本的には選手のパフォーマンス向上と人間力の向上の2つを上げること。そして最終的には勝つこと、10月に大舞台に立てることを目指していきます」。

▼ 河合克美代表取締役オーナー代行兼社長
「マリーンズが掲げているのは2025年に常勝軍団になるということ。吉井新監督はこの目標に向かって、共通の認識で戦っていただける方だと考えています。これまでのビジョンを引き継いで、常勝軍団を作ってくれる監督だと期待をしています」

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