ソフトバンク・又吉克樹投手が８日から始まる西武とのＣＳ第１ステージ（ペイペイＤ）の登録メンバーに入らず、１０日に開幕するみやざきフェニックス・リーグで調整することとなった。

　今季、中日からＦＡで加入した又吉。開幕から勝利の方程式の一員としてチームに貢献していたが、７月８日の日本ハム戦（ペイペイＤ）で右足甲を骨折。リハビリを余儀なくされた。それでも、９月２２日の３軍戦で実戦復帰。シーズン最終盤は１軍に帯同し、調整を続けていた。今月６日は全体練習でシート打撃に登板。打者４人に対して１安打２奪三振だった。

　藤本監督は「（２戦目以降の）先発の石川と東浜を登録する時に（救援陣の）今のメンバーから２人落とさないといけないんで。レイも昨日シート（打撃）投げたけど、球の強さは十分１軍の打者を抑え込む力はあるんで。レイも入れようかなとは思ってます」とし、「その中で又吉がね。当然彼はコントロールがいい投手なんで。８回を任せてた投手ですけど、やっぱりもう少しスピードがほしいなというところで。（ＣＳ）第１ステージ、最終ステージ、勝てば日本シリーズもあるんですけど、そこまで考えたら絶対必要なんで。あともうちょっと時間かかるかなというところで、フェニックス（リーグ）に行ってもらおうかなと思ってます」と明らかにした。

　「又吉に関してはね。ちょっと試合間隔も空いてるんで。（ＣＳ）第１ステージは又吉抜きで、とは考えてます。最終ステージから入れていくというように。短期決戦だからここにいるメンバープラス、今年１軍でやったメンバーというのを頭に入れながらやっていきたいと思います」と藤本監督。又吉は優勝したオリックスの待つ最終ステージからの１軍復帰を目指していく。

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