◆パ・リーグ　日本ハム３―１１ロッテ（２８日・札幌Ｄ）

　日本ハムの新庄剛志ビッグボス（５０）が２８日、来季続投を明言するとともに、ビッグボスの名称をやめることを宣言した。

　２００４年から本拠地として使用してきた札幌ドームでの試合は、この日が最後。試合後に行われたホーム最終戦セレモニーの最後、新庄ビッグボスがあいさつ。「今年は悔しくて、悔しくて、たまりませんでした」と切り出した後、「ダントツ最下位の責任はビッグボスが悪いです。今シーズン限りで、ビッグボスのユニホームを脱ぎます」とマウンド上にユニホームを脱ぎ捨て、姿を消した。

　満員の観客が静まる中、再度登場すると、ユニホームの背中には「ＳＨＩＮＪＯ」の文字が。「今日の午後４時に来年も指揮を執って欲しいと言われました。その返事はまだしてません」としたが「まずは今日、ファンのみんなに聞きたい。来年、新庄剛志で指揮を執ってもいいですか」と問いかけ「今返事します。よろしくお願いします」と続投を宣言した。

　就任１年目の今季は最下位に終わるも、常識を覆す采配や若手の積極起用で球界を沸かせた。２年目の来季は北広島市に誕生する新球場「エスコンフィールド北海道」で、新庄監督としてタクトを振る。

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