日本ハム“札幌ドーム最終戦”は大敗…上沢4回6失点KO、松本剛が規定打席到達

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2022.9.28(水) 21:36

日本ハム・上沢直之 (C)Kyodo News

● 日本ハム 3 - 11 ロッテ ○
<25回戦・札幌ドーム>

 日本ハムは今季最後のホームゲームで大敗。札幌ドームでのラストゲームを白星で飾ることができなかった。

 先発した上沢直之は、初回から2点の援護を受け3回まで無失点投球を見せていたが、4回先頭の藤原恭大に今季1号となるソロホームランを許すと、2者連続四球で走者をため、井上晴哉に右越え適時二塁打、荻野貴司に中前適時打、山口航輝に15号2ランと連打を浴びて一挙6失点。上沢は4回98球を投げ5安打6失点、2四球4三振の内容で9敗目(8勝)を喫した。

 打線は初回に近藤健介が8号先制2ラン、4点ビハインドの4回に清宮幸太郎の適時打で3点差に追い上げたが、5回、6回と好機を活かせずゼロ行進。7回に二死二・三塁でリリーフ登板した吉田輝星がダメ押しの一発を浴び突き放された。

 それでも、7回には首位打者争いでトップを走る松本剛が代打で登場し、自身5年ぶり2度目の規定打席に到達。この打席では「遊ゴロ」に倒れたものの、打率ランキング2位の吉田正尚(.336)に1分3厘もの差をつける打率.349とし、首位打者のタイトル獲得が確実となった。

 また、8点ビハインドの9回には、伊藤大海がリリーフ登板し、1イニングを三者凡退に抑える好救援。日本ハムの未来を背負う若き右腕が日本ハムの投手として最後のマウンドに上がり、最終回の攻撃前には今季ブレークした“きつねダンス”で札幌のファンを沸かせた。

 日本ハムは来シーズンから新球場「エスコンフィールド北海道」に本拠地を移転。“世界がまだ見ぬボールパーク”で新たな歴史を築いていく。

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