【ソフトバンク】松田宣浩、ホークスの存在は「人生そのもの」 退団会見の一問一答〈2〉

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2022.9.28(水) 15:52

2軍の残留練習でキャッチボールを行うソフトバンク・松田宣浩(カメラ・表 洋介)

 ソフトバンク・松田宣浩内野手が28日、本拠地ペイペイD内で会見を行い、今季限りで退団する意思を表明した。

 会見の一問一答(後編)は以下の通り。

 ―亜大から入団して、ホークスの思い出は。

 「17年、本当にプロ1年目入った時の感想を思うと、すごいレベルの高いところに入って、通用しないと思った1年目から練習をたくさんして17年来た。ホークスのユニホームを着てプレーできたことは一番大きいことかなと思います」

 ―2000安打に169本、1000打点もあと9。記録への思いは。

 「はい、ホークスで数多く試合に出させてもらって、節目の記録まであとわずかというところまできたんですけど、2000安打に意識はなくて、とにかく野球をしたい思いは強い。打点は9打点、今季中にできればまた違う感覚で感じるものがあったんじゃないかなと思っています。何とかチャンスをいただいて、1000打点できたら幸せかなと思っています」

 ―他球団のオファーを待つ。どのような機会を求めていくか。

 「まだ何もない状態で、本当に今日、こうやって退団会見をさせて頂いて、本当に今日からのスタートだと思う。チャンスを与えて下さる球団があれば、大好きな野球をとことんやる。ただそれだけです」

 ―トライアウトに参加は。

 「いや今それは考えていなくて、2軍に落ちてからしっかり練習もできましたし、試合に出ましたし、体も痛いところがない。元気な姿を見せられた。とにかくしっかり待とうかなと考えています」

 ―新たなプレーする場所はNPB、それ以外の選択肢もあるが、独立リーグなどは。

 「いや、それも今回に関してはNPBのみということで、待っています」

 ―10月1日にファームの試合でファンに向けての場所。それ以降、練習への参加は。

 「まだ今日こうやって退団会見したので、10月1日以降の話というのは、正直な話まだしていませんが、自分の中では場所や時間を見つけてしっかり準備して備えたいなと思っています」

 ―1軍は優勝争い。チームへの思いは。

 「本当に残り、数試合となって、優勝も間近となってきました。1日も早くソフトバンクホークスがリーグ優勝する、それを見届けたいなと思っています」

 ―ホークスって松田選手にとってはどんな存在か。

 「プロ野球、17年もこのユニホームでプレーさせて頂いたので。プラス福岡の街でずっと野球してきましたので、人生そのものだと思っています」

 ―今後に向け、ファンへ。

 「今回はこのような形で現役続行を希望し、退団という形になりましたが、やはり17年という長い間、ホークスファンの方には良い時も悪い時も応援して頂きましたし、成長したのもファンの皆さんがあったからこそだと思っています。ホークスのユニホームを着るのは何日かしかないですが、これまでやってきたことを振り返って、10月1日に向け、体を動かしていきたいなと思います」

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