【ソフトバンク】佐々木朗希を攻略「M4」 今宮健太V打、三森大貴3盗塁「常に次の塁狙う」

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2022.9.27(火) 06:15

8回2死一、二塁、今宮(手前左)の勝ち越し適時打に喜ぶソフトバンク・ナイン(カメラ・岩崎 龍一)

◆パ・リーグ ソフトバンク2―1ロッテ(26日・福岡ペイペイドーム)

 レギュラーシーズン本拠地最終戦を白星で飾ったのは、ソフトバンクの選手会長の一打だった。1―1の8回2死一、二塁。今宮健太内野手(31)が東條の148キロ直球を中前にはじき返した。二塁走者の柳田が本塁を狙い、気迫のヘッドスライディング。球審の両手が開くと同時に、今季最多3万9562人で満員の球場が大歓声に包まれた。

 これで3試合連続打点とし、今季45打点目。7月までは17打点だったが、8月以降だけで28打点を量産する。「柳田さん、晃(中村)さん、僕がチームを引っ張っていかないといけない立場」と自覚をにじませた。

 “令和の怪物”佐々木朗を攻略したのは、三森大貴内野手(23)の足だった。0―0の5回先頭。死球で出塁すると、二盗、三盗を決め、暴投の間に先制のホームを踏んだ。3回の二盗を含め、自己最多の1試合3盗塁。「簡単には点を取ることができない。その中で常に次の塁を狙い、結果的に先制点につながって良かった」と胸を張った。

 朗希というヤマ場を乗り越え、今季10度目の3連勝でマジック4。2年ぶりのCS進出を決めた。最短Vは30日。試合後のセレモニーで指揮官は宣言した。「優勝まであと一歩のところまで来ています」。残すは5試合。敵地で歓喜の瞬間を迎える。(中村 晃大)

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