【日本ハム】近藤健介が試合前に病気と闘うファンの少女にサプライズ「いつも応援してもらっている」

スポーツ報知

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2022.9.26(月) 19:32

始球式を行った高橋萌さん(カメラ・関口 俊明)

 日本ハム・近藤健介外野手(29)が26日の楽天戦(札幌D)の試合前、自身のファンで、病気と闘う11歳の少女にサプライズを行った。この日、始球式の大役を担った北海道在住の小学5年生・高橋萌さん(11)は近藤の大ファン。試合開始の約5時間前、控え室で待機しているところに近藤が肩をたたいて後ろから登場。突然の出来事に「びっくりした…」と目を丸くした。

 「近藤選手の笑顔が大好き」と話す萌さんに、近藤は帽子とボールを直接プレゼント。目の前でサインを書き込み、始球式のためにキャッチボール相手も務めた。「いつも応援してもらっているので何かの形で(返したい)と」と、感謝を口にした。

 萌さんは生後に新生児脳梗塞と診断され、現在も後遺症により右手足に麻痺がある。成長に応じた治療やリハビリを受けるため、毎月、北海道立子ども総合医療・療育センターに通院している。26日の同戦は「ドナルド・マクドナルド・ハウスさっぽろ応援ナイター」。日本マクドナルドが実施する、病気と闘う子どもたちとその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウスさっぽろ」利用者の萌さんは「一生、一度あるかないかのチャンスだから」と始球式への挑戦を決意。大好きな近藤のユニホームに身を包み、左手で全力投球した。

 萌さんと初めて対面した近藤は「僕の野球をする姿で元気を与えられていたならよかった。元気に病気と闘っている姿(を見て)、また僕がこういう活動をして他の方にも、野球の姿で元気を与えられたらいいな思います」と笑顔で話した。

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