楽天、CS争う西武に3連勝し首位鷹と2.5差 11回に浅村V弾、宮森プロ初セーブ
ベースボールキング
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2022.9.19(月) 18:23
楽天・宮森智志 (C)Kyodo News
● 西武 4 - 6 楽天 ○<23回戦・ベルーナドーム>
楽天が3位を争う西武に3連勝。貯金4で西武とのゲーム差を「2」に広げ、2位・オリックスに3連敗を喫した首位・ソフトバンクとのゲーム差は2.5となった。
楽天打線は両チーム無得点で迎えた2回、9番・太田が3号2ランを左翼席へ運び先制。その後は2イニング連続で無死満塁の好機を生かせない拙攻が続いたが、7回に8番・小深田の2点適時二塁打で4-1とリードを広げた。
約2ヵ月半白星から遠ざかっている先発・早川は3回までノーヒット投球。4回は先頭からの連打で無死一、三塁のピンチを招いたが、4番・山川を三ゴロ併殺に仕留めるなど後続をピシャリと封じた。5回に1点を失ったものの、6回3安打1失点の好投。5勝目を挙げた7月3日のロッテ戦以来となる、6勝目の権利を持って降板した。
しかし3点リードの7回、2番手の宋が2者連続アーチを浴び1点差に迫られると、9回は守護神・松井裕が1点を守れず試合は振り出しに。早川の6勝目はお預けとなった。
それでも延長11回表、3番・浅村が試合を決める27号ソロをバックスクリーンへ。さらに、6番・鈴木大の右犠飛でリードを広げた。その裏は育成出身の1年目右腕・宮森がパーフェクト救援で締めプロ初セーブ(1勝)を記録。宮森はこれでデビューから22試合連続無失点とし、広島の栗林が昨年達成したプロ野球記録に並んだ。