【西武】今季18度目の零封負けで5連敗 6月11日以来の4位転落 辻監督「あした頑張ります」

スポーツ報知

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2022.9.17(土) 22:06

3回2死二塁、金子侑司の一ゴロの判定で審判に確認する辻発彦監督(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武0―3楽天(17日・ベルーナドーム)

 奇跡といっていい逆転優勝へ、一つも落とせない本拠地での楽天4連戦。腰痛がいえて復帰して1番に入った外崎が初回、中前安打で出て勢いをつけたかったが、その後は田中将の低めをつく投球にかわされて打線がつながらない。「打ちたいという気持ちが強いと、田中みたいな投手にはやられてしまう」と辻監督。3回まで無失点の松本が4回、4安打を許して3失点。打線も4安打に封じられて今季18度目の零封負け。なかなか投打がかみ合わない。

 9月は1日時点で首位に立っていたが、その後急失速して3勝10敗。わずかな勝率の差で楽天に抜かれ、6月11日以来の4位に転落した。波に乗りきれないのは打線が爆発しないからか。9月は2ケタ安打が1試合だけで、最多得点は5点。「(18、19年の)優勝したこの時期は打って、打って、打ちまくって勝ったから。今年は投手が頑張ってくれている分、打線がなかなか点が取れない。前半はいかに山川におんぶしてもらっていたのかという感じ。山川が打てなくなったらダメなのか、それでは困る。他の選手がもっと奮起してという気持ちでやってくれないとね。きっかけだと思う」と辻監督。本拠地に戻ったこの日は、山川、外崎、オグレディが早出特打に取り組むなど不振脱出へ必死になっているが、なかなか結果に結びつかない。CS進出圏内の3位以内に入るためにも、残り8試合は一つも落とせない。指揮官は「黙っていても選手たちは分かっている。あした頑張ります」と懸命に前を向いていた。

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