【西武】首位攻防戦で3連敗…隅田は10連敗 辻監督「普段通り、一生懸命」

スポーツ報知

  • ニュース

2022.9.14(水) 22:03

1回を終えてベンチに戻る隅田知一郎

◆パ・リーグ ソフトバンク6―1西武(14日・ペイペイドーム)

 西武がソフトバンクとの首位攻防戦で3連敗を喫した。負けられない一戦で先発を託されたのは新人の隅田。辻監督は「力みも感じなく、いいフォームで投球していたので、きょうはいいかな」と見ていたが、先頭の周東、三森に初球を右前へはじき返されたことをきっかけに連打を許して5失点。左腕はパ・リーグ新人ではワーストとなる10連敗となった。2回からは変化球をうまく使って7回まで無失点と立ち直っただけに、初回の失点が悔やまれる。

 打線は2回から7回まで安打は放ったもののつながりを欠き、4回の栗山の適時打による1点に終わった。指揮官は「僅差でいったらもっとチャンスはあると思った。石川に対しても大丈夫かなと思ったけど、(リードして)投球でもちょっとラクにした部分もある。打線は大丈夫だと思いますよ」と振り返った。

 ゲーム差0で臨んだ首位攻防戦で3連敗を喫してゲーム差は3に広がり、試合のなかった4位・楽天とは0・5ゲーム差となった。それでも辻監督は悲観していない。「選手もみんな頑張っているし、そんなに緊張した部分は感じない。普段通り、一生懸命にやるだけ。森も打席で向かっていく姿勢もあるし、選手たちも必死に考えてやっている」と最後まであきらめることなく頂点を目指していく。

関連ニュース

【西武】高橋光成が6回2失点も8敗目「慎重になりすぎてしまいました」
【西武】今季17度目の零封負けで再び自力優勝の可能性が消滅 辻監督「あしたは何としても勝たないと」
【西武】逆転負けで首位に1ゲーム差も辻監督「明るい材料もいっぱい出てきた」
【西武】呉念庭が先制の適時二塁打
【西武】金子侑司97、98年V2復刻ユニで松井稼頭央ほうふつ…1番打者で躍動0差2位浮上

記事提供:

スポーツ報知