【日本ハム】近藤健介が1000安打達成 延長10回、1002安打目は決勝アーチ「日々の練習、その積み重ね」

スポーツ報知

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2022.9.11(日) 06:08

◆パ・リーグ 西武1―2日本ハム(10日・ベルーナドーム)

 日本ハム・近藤健介外野手(29)がプロ野球史上314人目の通算1000安打を達成した。10日の西武戦に「3番・左翼」で先発。1打席目に右前打をマークして節目の一打とすると、8回に均衡を破る先制適時二塁打、延長10回には起死回生の7号決勝ソロと大爆発。プロ11年目の選手会長の活躍で、11連戦の初戦を白星発進した。

 “祝砲”で試合を決めた。1―1の延長10回2死。近藤が守護神・増田の内角低めカーブを完璧につかまえた。「最高の結果になってよかったです」と痛烈な打球は右翼席中段に着弾。通算1002安打目は値千金の決勝アーチとなった。

 節目の一打も“らしさ”十分だった。初回1死一塁。松本の真ん中高め145キロ直球を芯で捉えて右前へ。プロ11年目、出場999試合目での1000安打達成に「まさかこんなに打てるとは。本当にけがが多かった中で、ここまで出させてもらった。いろいろな人に感謝したいです」。スタンド全体から沸き起こる拍手に応えるように、笑顔で記念ボードを掲げた。

 横浜高から11年ドラフト4位で入団し、12年7月27日のオリックス戦(京セラD)で初安打。3度のベストナイン、19、20年には最高出塁率のタイトルも獲得した。成長を加速させたのは「日々の練習、その積み重ね」。プロ入り後に弟子入りし、今なお打撃の助言を受ける西武・栗山にも、目の前で成長した姿を見せた。

 選手会長の3安打2打点の活躍で11連戦の初戦を白星スタート。背番号8は「これからもヒットを積み重ねていきたい。どんどん連勝を伸ばして皆さんに勝ちを届けます」と頼もしく誓った。

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