【オリックス】椋木蓮が緊急降板も8人リレー零封 再び0差に中嶋聡監督「本当に全部の試合になる」

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2022.9.8(木) 23:02

プロ初勝利を挙げて笑顔を見せる宇田川優希(カメラ・小林 泰斗)

◆パ・リーグ 西武0―5オリックス(8日・ベルーナドーム)

 オリックスが連敗を2で止め、首位・ソフトバンクと再びゲーム差なしに迫った。先発・椋木が右肘違和感を訴え、2回途中を25球で緊急降板。育成出身の2番手・宇田川が4回まで無失点で踏ん張り、プロ初勝利を挙げた。5回以降はK―鈴木―吉田凌―小木田―阿部―ワゲスパックとつなぎ、最後は9日ぶりの登板だった平野佳が締めた。

 打線では3番・中川圭が4回の先制ソロを含むプロ初の1試合2本塁打。8、9回にも3得点を挙げ、終盤まで集中力高く攻撃した。最下位・日本ハムとの2連戦を取りこぼしたムードを払拭し、中嶋監督は「これで西武との試合も終わりましたし、本当に全部の試合になる」と一戦必勝を強調。7日の走塁ミスによって登録を抹消した福田についても「福田も珍しく、だいぶ(疲労等が)きていた。俺が期間を与えようと思った。『何とかして、帰って来ます』と。前向きに話していたので」とフォローした。

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