【オリックス】8回痛恨ミスで連敗…中嶋聡監督「ミスはミスなんで。完全に」

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2022.9.8(木) 07:30

8回無死一、二塁、吉田正尚の右越打で二塁走者・福田が生還しなっかたのを見て頭を抱える中嶋聡監督 (カメラ・上村 尚平)

◆パ・リーグ 日本ハム3―2オリックス(7日・札幌ドーム)

 中嶋監督は重い1敗を嘆いた。「みんな(走者を)かえそうと思ってやってるんですけど、かえせなかったのが現実で」。札幌Dでの今季最終戦を落とし、最下位・日本ハムに2連敗。1ゲーム差のまま、上位のソフトバンク、西武と黒星でお付き合いした。

 同点、逆転機を逃した8回がズシリと響いた。無死一、二塁で吉田正の鋭いライナーが右翼・万波の頭上を襲った。打球がフェンスを直撃し、失点を防ごうとした万波はフェイクプレー。二塁走者の福田が三塁でストップしてしまった。「言ったらキリがない」と前置きした中嶋監督は、「ミスはミスなんで。完全に」と指摘。無死満塁とチャンスは広がったが、頓宮、右足首痛から強行出場した宗は連続三振に倒れ、フルカウントまで粘った安達も右飛で、流れを手放した。

 残り16試合。指揮官は「このプレッシャーのところで何とか、打ち勝っていけるように。責任はこちらに押しつけていいので、思い切ってやってほしい」と選手らに要望した。8日は敵地・ベルーナDへ移動し、2位・西武と最後の直接対決。逆転連覇へ正念場だ。(長田 亨)

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