楽天・島内宏明外野手が７日、８月度の「大樹生命月間ＭＶＰ賞」を初受賞した。出場２６試合で打率３割８分１厘、６本塁打、２１打点をマーク。夏場に結果を残せた要因については「あまり練習しないことですかね。頑張って練習してしまいがちですが、やりすぎても疲れるだけなので、夏は特に練習しないように。それでも練習しちゃいますけど、疲れないことが大事かなと思います」と“島内節”で秘けつを語った。

　７月も打率３割５分、３本塁打、１６打点を挙げるなど好調だったが、惜しくも受賞はできず「７月も調子がよくて（月間ＭＶＰ）賞を取れるかなと思っていたのですが、取れなくてすごく悔しい思いをしましたので、『８月は絶対取ってやる』という気持ちになった」と“落選”が発奮材料になったことも明かした。

　チームはＣＳ争いの最終局面に立っている。今後に向けて頼れる４番は「野球は一人ではできないので、みんなが優勝するという目標を持ってやらないといけないと思います。まずは自分がコロナや、けがなく、しっかりスタメンで頑張るということを目標にやっていきたいと思います」と決意表明し、締めくくった。

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