オリックス・山岡泰輔投手（２６）が２９日、「結果最優先」の快投を誓った。３０日の楽天戦（楽天生命）先発に備え、空路で仙台入りした右腕は「勝てば（順位が）上がるし、負ければ下がる。もう結果だと思います」と言葉に力を込めた。

　優勝、ＣＳ出場権を争う４位・楽天との３連戦。チームとして今季７勝１０敗だが、右腕は１９年に６勝１敗と圧倒。昨年５月１４日以来の対戦に向け「帰ってきた時に一つでも順位が上で、一つでも貯金が増えていれば」と新型コロナ陽性で離脱中の中嶋監督にも約束した。

　今回は打線のサポートも期待できそうだ。ここまで１８試合に登板して防御率１・８３と奮闘しているが、６勝（６敗）にとどまっている。直近５試合で３０回２／３を投げ、援護点はわずかに６。主軸の吉田正は「防御率、頑張ってくれているので。何とか楽に投げさせてあげたい」と序盤から集中力高く攻撃するつもりだ。残り２４試合。投打の歯車をかみ合わせ、逆転連覇の可能性を広げる。

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