【ソフトバンク】藤本博史監督、甲斐拓也セーフティースクイズ失敗嘆く「1回目で決めて欲しいよ」一問一答

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2022.8.29(月) 21:52

7回、交代を告げた藤本博史監督(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク2―3ロッテ(29日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクは2位・西武にゲーム差なしに迫られた。1点リードの5回無死一、三塁で甲斐が初球にセーフティースクイズを失敗すると、最後は三ゴロで三塁走者の正木が憤死。なおも1死一、二塁で岩下の投球がワンバウンドした隙にガルビスが三塁を狙ったが、アウトとなった。その後、得点できずに痛恨の逆転負け。藤本博史監督はチャンスをつぶした攻撃を嘆いた。以下は一問一答。

―奥村が5回1失点

「まあよう頑張ったね。しんどい中でよく頑張ってくれたと思うし、またチャンスあるんじゃないですか」

―5回で交代は予定通りか

「5回以上(以降)はもうみんなでいこうと言うとったからね。それまで3~4回、悪かったらすぐ代えると。5回まで1点でよく投げてくれたというのがね。何とか勝ちをつけてあげたかったけど…。5回の攻撃で流れが変わったね」

―5回のチャンスはどうにか点を取ろうと

「(甲斐に)セーフティースクイズを出したんやけど、ファウルなって2回連続はね。なかなか出せないしね。それも一塁手が出てくる可能性はあるし、1回目で決めて欲しいよね。ストライクやったらね」

―ワンバウンドでGOはチームとして大事にしているが、その直後にガルビスが三塁で憤死

「大事にしているけど、自分の足とも相談してもらいたいよね。完璧なアウトやからね。そんなにスタートが早いわけじゃないしさ。サードへのワンバウンドGOというのは120%セーフじゃないと。距離も近くて捕手が見えているわけやからね。まあいくという気持ちは大事なことやけどね。セーフなったら大チャンスになっているわけやから。まあ、あそこで流れが変わったかなという感じですね」

―甲斐野、津森らリリーフは疲れというのもあるのか

「疲れというか、(7回の津森は)四球から失点やからね。四球をなくしていかないとあかん。うちは四球が一番多いわけやから」

―遠征の7試合は4勝3敗で勝ち越した

「このメンバーでよくやっていると思うよ。五分で十分やと思っていたんでね。まあでも今日は何とか勝ちたかったんだけどね。ある程度、(若い選手が)研究されているかなというね」

ーやはり若手が研究されている

「この3試合ほぼみんな打っていないからね。みんなね。正木は別にして、右と左だとスイングの軌道も違うし」

ー鷹の祭典でお客さんも多かったので勝利を届けたかった

「鷹の祭典、ほとんど勝ってないからね。1勝か2勝しかしてないでしょ。1勝8敗? ひどいね。まあ来年、鷹の祭典頑張りましょう」

―明後日から切り替えか

「もう切り替えていくしかないんでね。このメンバーしかいないんで。陽性者で練習再開できる選手が何人かいるけど、それをすぐ呼んで試合に出すというのはなかなか難しいと思うんで。あと2軍で出てもらって、状態が良くなったらこっちに呼ぶということでね。今おるメンバーでやるしかないんで頑張ります」

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