日本ハムのコディ・ポンセ (C) Kyodo News

○ 日本ハム 2 － 0 ソフトバンク ●
＜23回戦・札幌ドーム＞

　日本ハムのコディ・ポンセ投手（28）が27日、史上87人目となるノーヒットノーランを達成した。

　来日1年目のポンセは札幌ドームでの登板はこれが初めて。初回、二死から3番・グラシアルに死球を与えたが、安打は許さず無失点スタート。2回から8回までは7イニング連続3者凡退をマークした。8回は遊撃・中島が好守備でアウトを奪うなどバックも堅守で助っ人右腕を援護。9回は先頭打者に四球を与えたものの最後は併殺で締め、9回113球、無安打無失点、6奪三振2四死球の快挙達成で今季3勝目（4敗）を挙げた。

　打線は初回、5番・木村の左前適時打で先制。2回は8番・万波が13号ソロを左翼席へ運び2点目を奪った。3回以降は追加点を奪えなかったが、ポンセが2点リードを死守。ノーヒットノーランの快挙で連敗を「8」で止めた。

　今季は4月10日のオリックス戦（ZOZOマリン）で完全試合を達成したロッテの佐々木朗のほか、ソフトバンク・東浜、DeNA・今永、オリックス・山本に続き、早くも5人目のノーヒッター誕生となった。同一シーズンで達成者5人は82年ぶりで史上最多タイ。また、札幌ドームでの達成者は今年6月7日の今永以来。日本ハム投手の同球場での達成は初めての快挙となった。