楽天打線の状態は上向き? 谷繁氏「あの失敗があっても点を取れたというのは…」
ベースボールキング
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2022.8.18(木) 07:29
楽天・石井一久監督
◆ 序盤にスクイズ敢行も不発楽天は13安打8得点で日本ハムに快勝し3連勝。下位打線を中心に打線が機能し、首位と3ゲーム差の3位に浮上した。
楽天は1点を追いかける2回に、7番・茂木栄五郎の2点適時二塁打で逆転に成功。続く一死一・三塁のチャンスで9番・太田光に命じたスクイズは小フライで併殺に終わり、3回には同点に追いつかれる不穏な展開となったものの、5回に3番・浅村栄斗の適時打で再び勝ち越し。その後は下位打線がつながり効果的に加点して突き放した。
6番以降に入った辰己涼介、茂木、鈴木大地の左打者トリオは、3人合計で9安打5打点6得点の大暴れ。特に茂木はサイクル安打にリーチをかける大活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。
17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、序盤2回に早くもスクイズで追加点を狙った“石井采配”が話題に上ったが、同番組に出演した野球解説者の谷繁元信さんは「石井監督って結構こういう作戦をとってくる監督。結構な確率で失敗しているところも見ているんですけどね…(笑)これは太田がきっちり決めないといけない」と指摘した。
ただ、「あの失敗があってもこれだけ点を取れたというのは、打線の状態もちょっと上向いてきていると思うんですよね」と、下位を中心に得点を重ねた打線の状態にも言及。再び首位争いに加わる戦いを期待した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』