【ソフトバンク】周東佑京「ビックリです」右翼テラス席に今季2本目のサヨナラ弾

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2022.8.14(日) 06:00

9回1死、サヨナラ本塁打を放った周東佑京を迎えるソフトバンクナイン(カメラ・石田 順平)

◆パ・リーグ ソフトバンク5X―4オリックス(13日・福岡ペイペイドーム)

 大歓声の中、周東は右手を突き上げた。4―4の9回1死。宇田川の初球、153キロ直球を捉えた。今季2本目のサヨナラ弾が右翼テラス席に着弾。「角度が出てなかったので、入らないだろうなと。ビックリです」。昨季まで通算5本塁打の男が、今季だけで5発目と進化を見せつけた。

 走攻守で輝いた。内野安打で出塁した初回。ノーサインで二盗を決め、先制のホームを踏んだ。7試合連続得点を決めると、2回には右翼へ三塁打。センターの守備では、2回2死満塁で頭上を襲った打球を一直線で背走し、ジャンピングキャッチした。「思ったより打球が伸びて…。もっと余裕を持って捕れるかなと思ったんですけど」と自己採点は厳しいが、抜ければ3点を失って逆転されるという場面だっただけに、劇弾と同等の価値があった。

 チームはオリックス戦の連敗を3で止めた。藤本監督は「(2回の守備は)あれは周東しか捕れない。今日は周東デーですね」と絶賛した。背番号23は「(例年は体重が)夏場に落ちるんですけど、(食事に)いろんなものを出してくれて助かってます」と夫人のサポートに感謝。この日の3安打など最近5試合の打率は4割5分5厘。20年には“世界新”の13試合連続盗塁を決め、リーグ制覇に導いた韋駄天(いだてん)が今季も覇権へのカギを握る。(中村 晃大)

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