◆パ・リーグ　日本ハム―ソフトバンク（４日・札幌ドーム）

　ソフトバンクのコリン・レイ投手が勝利投手の権利目前の５回２死から同点弾を浴びた。

　３点リードの５回。ここまで無安打投球を見せていた助っ人右腕は先頭の佐藤にこの日初安打となる左前打を許すと、続く梅林の右前打、中島卓の犠打で１死二、三塁。３日の試合で２本塁打の清宮の遊ゴロの間に１点を失ったが、２死までこぎ着けた。

　しかし、２死二塁から２番・万波に左翼席へ痛恨の同点２ランを献上。勝利投手の権利目前でまたも日本ハムに一発を浴びた。これで同戦だけで今季チーム２５本目の被弾となった。

　新型コロナ陽性から回復し、この日が３週間ぶりの登板だったレイ。本来は３日に２軍戦で調整登板するはずだったが、大関の離脱により緊急先発だった。試合前に藤本監督は「もう５回くらいまでしか考えてないですね。５回全力でいってくれということだけね」と話していたが、ミッション達成まで１アウトのところでつかまった。

関連ニュース

・【試合速報】日本ハム vs ソフトバンク
・【ソフトバンク】手負いの鷹にまた試練…エース千賀滉大が新型コロナ陽性　５日の楽天戦先発は杉山一樹に
・【ソフトバンク】グラシアルまで登録抹消　藤本博史監督「ずーっと大変ですよ」患部は座骨「時間かかる」
・【ソフトバンク】大関友久が左精巣がんの疑いで手術　藤本監督「早く復帰できるように」
・【ソフトバンク】秋吉亮が古巣・日本ハム戦で移籍後初登板　清宮幸太郎に被弾で２失点“デビュー”