【ロッテ】中村奨吾、8試合ぶり一発「最高の結果になってくれた」…則本KOで首位・西武に3・5ゲーム差

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2022.8.3(水) 06:30

1回1死二塁、先制の左越え8号2ラン本塁打を放ち、ナインとタッチを交わす中村奨吾(カメラ・関口 俊明)

◆パ・リーグ 楽天4―6ロッテ(2日・楽天生命パーク)

 ロッテが主将の一発で連敗を4で止めた。初回1死二塁。中村奨が則本の高めに浮いた直球を完璧に捉えた。楽天ファンのいる左翼席へと飛び込む先制の8号2ラン。7月19日の西武戦(ZOZO)以来、8試合ぶりの一発に「初球から行こうと思った結果が最高の結果になってくれた」と振り返った。

 今季は則本相手にこの日の試合前まで打率5割と好相性。好打率を残せるのも日頃の自己管理がある。暑い夏場でも自宅で冷たい物は飲まず、部屋の冷房は26・5~27度に設定するのがお決まり。4月には新型コロナに感染し、連続出場記録は630試合で止まったものの、不動の二塁手レギュラーとしてチームに欠かせない存在になった背景には徹底した体調管理があった。

 チームは則本から4回までに4点を奪って97球を投げさせ、KOに成功。勝率を5割に戻し、首位・西武まで3・5ゲーム差に迫った。「1試合1試合、目の前の試合を戦っていくだけ。選手はみんなそうやって戦っていると思う」と主将。一致団結でここから巻き返しを図る。(小田原 実穂)

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