「全てのボールが決め球になる」“No.1の投手”山本由伸を解説陣が絶賛

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2022.7.24(日) 06:44

オリックス 山本由伸[写真=Rinco]

◆ リーグ最速で2ケタ10勝に到達

 オリックスの山本由伸投手(23)がリーグ最速で2ケタ10勝目を掴んだ。

 23日に先発したソフトバンク戦では、鋭く曲がり落ちるカーブを巧みに操り打者を翻弄。8イニングを9三振、無失点に抑え、勝利数(10勝)に続き奪三振数(128個)でもリーグトップに浮上した。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の平松政次さんは、「ストレートも速い。カーブもブレーキがあって真下に落ちる。どのボールを投げても(打者は)手が出ない」と、山本の投球を大絶賛。「チームにとっては山本が登板すれば安心して皆ゲームを見られるという、そんな力強いピッチャーですよ」と、チームを牽引するエースとしての圧倒的存在感を評した。

 また、同じく番組に出演した斎藤雅樹さんは「カーブって腕の振りが緩むことが多いんですけど、山本投手はギャッと腕を振ってあれだけの落差があるボールを投げられる。平松さんが仰ったように全てのボールが決め球になる。いまナンバーワンの投手だと思う」と手放しで称賛した。

 山本はオールスター前最後の登板を終え、ここまで17試合(124回)の登板で10勝5敗、防御率1.81、128奪三振をマーク。投手2冠で球宴の折り返しを迎えている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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