◇米大リーグ　アストロズ―ヤンキース（２１日・ヒューストン＝ミニッツメイド・パーク）

　米大リーグは２１日（日本時間２２日）から計６試合で後半戦スタート。ア・リーグで西地区と東地区で独走するアストロズとヤンキースがダブルヘッダーで激突した。

　アストロズでは、左膝痛でオールスター戦出場辞退のＪ・アルテューベ二塁手が１番でフル出場。また、右手の炎症で同じく辞退していたＹ・アルバレスが第１試合は代打で登場、第２試合は「３番・ＤＨ」で先発出場し１回の２７号アーチ含め３打点をたたき出した。

　ＮＰＢでは、オールスター戦に選出された選手が辞退したとき、原則としてその選手の出場選手登録は自動的に抹消され、所属球団の後半戦最初の１０試合は出場選手登録を申請することはできない。

　一方、ＭＬＢでは一切、罰則がない。特に投手は前半戦最終カードに投げた投手が後半戦最初のカードに投げるのが当たり前となっていて、オールスター出場よりレギュラーシーズンを優先することでファンが落胆することもしばしばだ。

　ちなみにジャイアンツのＣ・ロドン投手は代替出場が決まったが辞退し、この日のドジャース戦に先発している。

　試合は第１試合が３―２でサヨナラ、第２試合が７―５とアストロズが連勝。ヤンキースでは第２試合にＡ・ジャッジが３４号３ランを放った。

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