【楽天】辰己涼介「北九州でないと入っていない」先頭打者弾から初回6点 5発&4戦連続2ケタ安打で17点圧勝

スポーツ報知

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2022.7.21(木) 06:25

1回無死、左中間に先制ソロ本塁打を放つ辰己涼介(カメラ・石田 順平)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―17楽天(20日・北九州)

 北九州の空に5発の花火を打ち上げた。まずは初回。辰己が大関の直球を左中間に運ぶ先頭打者アーチ。「北九州でないと入っていないですね。1番打者の仕事ができてよかった」。両翼92メートルと手狭な地方球場の利を生かした一発に笑みがこぼれた。

 ド派手な号砲を合図に打線がつながった。直後に銀次が右前安打で出塁。ここで浅村が左翼席に16号2ランを放てば、4―0となった2死三塁で炭谷が左翼ポール際に運ぶ2号2ラン。19年6月14日の広島戦(楽天生命)以来、3年ぶりの1イニング3本塁打などで一挙6点を刻んだ。

 8―1となった3回には再び浅村が右翼席へ3ランを放り込み「自分のスイングができた」と胸を張った。15―1となった5回には自身3年ぶりの1試合2発となるソロが炭谷のバットから生まれた。4戦連続の2ケタ安打で17点の圧勝劇に石井監督も「上向いている感じはある」と手応えを感じていた。(長井 毅)

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