逆襲への起爆剤となるか…帰ってきた楽天・藤平の投球に解説陣も熱視線

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2022.7.19(火) 06:44

楽天・藤平尚真 (C) Kyodo News

◆ 3カ月ぶり登板が2年ぶりの先発

 楽天はホームでオリックスに勝ち越し。

 18日の試合は藤平尚真が2年ぶりの先発登板。4回で降板となり勝利を掴むことはできなかったが、復活への一歩を踏み出した。




 横浜高から2016年のドラフト1位で入団し、今年がプロ6年目となる23歳右腕。昨季はキャリア初の一軍登板なしに終わったが、今季はリリーフとして開幕一軍入り。4月18日に登録抹消となってから二軍で調整を続け、3カ月ぶりの一軍登板が2年ぶりの先発マウンドとなった。

 ストレートの最速が150キロを計測するなど、序盤から力のこもったボールを投球。4回で4つの四球を出すなど制球に苦しんだが、走者を背負いながらも杉本裕太郎に浴びた適時打の1点でしのいだ。

 この日は4回・81球、被安打2で与四球が4つ、奪三振2で1失点という内容。球数がかさんだため早いイニングでの降板にはなったが、次につながる投球を見せた。



 18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は「4回の交代ということで、まだ恐る恐る使い出したところなのかなという感じ」としながらも、「まっすぐの力は戻ってきていますよね。横浜高校時代は大活躍した投手ですし期待も大きい。また先発のチャンスもあるかなと」と、次回登板に期待を寄せた。

 同じく番組に出演した笘篠賢治氏も、「楽天はピッチャーの駒が揃っている、盤石だと言われていた中でも、シーズンがはじまると何が起こるかは分からない。今この順位にいるのも不思議なくらい」と現状について触れつつ、「ここからチーム全体の勢いを上げて行こうという中、若い選手の活躍は不可欠。藤平選手の活躍が、その材料となると良いですよね」と語った。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』



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