【西武】今季最多の貯金6で首位ソフトバンクに1ゲーム差

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2022.7.10(日) 21:14

5回無死二塁、27号2ラン本塁打を放った山川穂高(3)を迎える西武ナイン

◆パ・リーグ 楽天3―6西武(10日・楽天生命)

 西武が今季2度目の同一カード3連勝をマーク。貯金を最多の6に増やした。

 初回、山川の先制適時二塁打、外崎の左越え5号2ランで3点を先行。5回には山川の中越え27号2ランでリードを広げ、4投手の継投で逃げ切った。昨年は8勝15敗2分けと分の悪かった楽天に敵地で6連勝。辻監督は「チームには好不調があるから。うちも5連敗したし、そういうことを考えると、調子がいいライオンズと、ちょっと乗れない楽天が当たったというだけの話だと思う」と静かに受け止めた。

 この日は好調の中継ぎ陣の疲労を考慮し、2連投中の中継ぎ右腕・水上をベンチから外したが、先発・与座の後をこの日登録された公文から佐々木、増田とつないで逃げ切った。「勝っているがゆえに勝ちパターンになってしまう。これからは考えて無理しないところは無理しないでいかきゃいけない。平良と水上は使わないつもりだった」と指揮官は説明した。

 首位ソフトバンクが敗れたためゲーム差は1に。首位の座が見えてきたが、辻監督は「まあ、先は長いよ」と浮かれることなく気持ちを引き締めていた。

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