パ・リーグ6球団公式ウェブマガジン「パ・リーグ インサイト」では、オフシーズンもパ・リーグをお楽しみいただけるよう、2025シーズンの印象的なプレーに動画を添えてお届け! 月曜から金曜まで各曜日ごとのテーマに沿って毎日更新中です!
月曜日・・・心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」特集
火曜日・・・緊迫感あふれる「完封・火消し」特集
水曜日・・・野球の華!「ホームラン」特集
木曜日・・・思わずうなる!「ファインプレー」特集
金曜日・・・劇的な幕切れ!「サヨナラ」特集
12月3日(水)のきょうは、自身初となるホームラン王に輝いた北海道日本ハム・レイエス選手の本塁打を振り返ります。
今季は開幕戦から存在感を発揮
今季第1号は3月28日、埼玉西武との開幕戦。今井達也投手と金村尚真投手の白熱した投手戦で試合は進み、両軍無得点のまま迎えた7回表、清宮幸太郎選手の本塁打でついに均衡が破れます。その後も緊迫した試合展開は続き、1点リードのまま9回表2死の場面。前打席で今季初安打を記録したレイエス選手に第4打席が巡ります。相手先発・今井達也投手の3球目・外角高めのスライダーを引っ張った当たりは、レフトスタンド上段へ。貴重な援護点で、金村投手のプロ初完投・初完封をアシストしました。
続いて紹介するのは6月1日に生まれた一発。前試合では9回2点ビハインドからサヨナラ勝利を収めた北海道日本ハムでしたが、翌6月1日千葉ロッテ戦はゼロ行進で9回裏に突入します。先頭打者として打席を迎えたレイエス選手。カウント3-0から、代わったばかりの2番手・ゲレーロ投手の4球目・ストレートを逆方向へ弾き返すと、打球は一直線でスタンドへ。全力疾走でダイヤモンドを一周するとチームメイトから手荒い祝福を受け、2戦連続のサヨナラ勝利を飾りました。
9月13日、埼玉西武との21回戦では初回、相手先発・渡邉勇太朗投手の直球を捉え、ライトポール際へと運びました。この本塁打で、球団では中田翔氏以来、5年ぶりとなる30号に到達しています。
最後は9月17日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天との24回戦。1点ビハインドの8回表2死の場面でレイエス選手が打席に入ります。2番手・西口直人投手の真ん中高めのストレートを捉えると、打球はバックスクリーンへ。確信の一打で32号を記録し、初の打撃タイトルを確実なものとしました。
レイエス選手は今季、132試合32本塁打90打点、打率.277で本塁打、打点の打撃2冠を獲得。その勢いは「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」でもとどまることを知らず、シリーズ計8試合で27打数13安打4本塁打8打点、打率.481と躍動しました。また、DH部門では2年連続のベストナインに選出されるなど、チームをけん引し続けています。
明日12月4日(木)は思わずうなる!「ファインプレー」を特集予定。2年連続の『三井ゴールデン・グラブ賞』に輝いた福岡ソフトバンク・周東佑京選手が見せた、華麗なダイビングキャッチを振り返ります。
