◆パ・リーグ　楽天２―８西武（２１日・楽天モバイル）

　計６投手が１５安打８失点とつかまった楽天が西武に大敗した。三木肇監督は「たくさんのファンの方が球場に来てくれていたのに、残念な試合になってしまった。申し訳ないというか、もうちょっといい戦いを見せなきゃダメ」と、２万５０７４人で満員御礼が出されるほど球場に訪れた大勢のファンへ言葉をかけた。

　先発・藤井が６安打４失点で３回途中ＫＯ。先制を許した２回は味方の失策もあったが踏ん張り切れなかった。後を継いだ中継ぎ陣も失点を重ね、反撃ムードを作り出すことはできず。指揮官は藤井について「改善点とか反省点とか、もう少し見直すところもあると思う。（打者に）とらえられた数も多かったし、そういうことも含めて総合的にいろいろ進めてもらいたい」と、反省して前に進んでほしいと期待した。この黒星でＣＳ圏内の３位・オリックスとは４ゲーム差。負けられない戦いが続く中、多くのファンのため息ではなく、歓声がわくような試合をして白星を重ねていく。

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