日本ハムの北山亘基投手（２６）が２８日、仕切り直しの白星を誓った。２２～２４日の首位ソフトバンク３連戦（エスコン）に３連勝。しかし続く西武戦（ベルーナＤ）は１敗１分けに終わった。直接対決で死力を尽くしたチームにとって小休止となったが、２９日の楽天戦（エスコン）に先発する北山が、白星でチームに再び勢いをもたらす。

　激闘の反動は感じている。「（直接対決３連戦は）緊張感のある中でタフな試合で、みんな一回やり切った気持ちは多少あるのかなと感じている。転換点というか、もう一回気を引き締めてホームに戻ってやっていく必要があると思う」。逆転Ｖへ再出発の一戦となる。

　この日はエスコンで最終調整。ここ２試合は白星がないが「もやもやした部分がフォームの部分であったんですけど、ちょっとひらめきがあった。バチッとはまる部分があった」と手応えを明かした。首位ソフトバンクとは１ゲーム差。楽天打線をねじ伏せ、新たな流れをつくる。（山口　泰史）

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