
◆パ・リーグ 西武3―2日本ハム(28日・ベルーナD)
西武・隅田知一郎投手が8回5安打2失点でチームトップとなる今季7勝目を手にした。
「諦めずに最後まで投げれて、逆転につながってよかった」と本音が漏れた。味方が同点に追いついた直後の8回、先頭の水谷に初球のチェンジアップを振り抜かれ、左翼スタンドへ勝ち越しの5号ソロを被弾。両軍無得点の3回にも先頭の万波に14号ソロを浴びて先制を許していたが、「逆転を信じて。最後まで」と粘投し勝利につなげた。
交流戦期間中は3度登板も未勝利。「ちょっと足を引っ張ってしまった試合もあったので、ハム戦をすごい大事にしていた」と気持ちを込めて臨んだマウンドで5月25日・ロッテ戦以来の白星。「4月のような感覚に戻ってきた感じがしたので、それがマウンドで久々に出せて良かった」。チームの躍進を支える左のエースが再スタートを切った。
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