【パCS】ソフトバンク・小久保裕紀監督「切り替えやすい」塁審と激突の4番・中村晃が脳しんとう疑いで出場不透明

スポーツ報知

2025.10.19(日) 05:00

3回2死一塁、中村晃は一塁へのゴロの際に一塁塁審の嶋田哲也と激突する(カメラ・岩川 晋也)

◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ最終ステージ 第4戦 ソフトバンク3―9日本ハム(18日・みずほペイペイドーム)

 余裕はなくなった。ソフトバンクが日本シリーズ進出に王手をかけてから連敗。敗戦後の小久保監督は短い会見中に「切り替えやすい」と2度繰り返した。裏返せば、それほどの惨敗だった。レイエスに2発を食らうなど投手陣が9失点すると、自軍の4番打者は緊急搬送されるアクシデントに見舞われた。

 スタンドが騒然となった。3回2死一塁、中村が一ゴロで一塁を駆け抜けた際に嶋田塁審と激突。起き上がることができずに担架で運び出され、その後、救急車で緊急搬送された。意識はあるものの脳しんとうの疑いがあり、19日以降の出場は不透明だ。近藤が脇腹痛で不在の中、初回に先制三塁打を放ったベテランまで欠くとなれば痛恨だ。

 指揮官は4戦4発の敵の主砲について「手がつけられない状態」と脱帽。まだ3勝2敗で有利な状況には変わりないが、重苦しいムードが漂っている。(島尾 浩一郎)

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