
◆パ・リーグ オリックス1―3ソフトバンク(29日・京セラドーム大阪)
開幕から「どすこ~い」とポーズを決めた。ソフトバンク・山川穂高内野手(32)が鷹の一員として迎えた初戦で決勝ソロを放った。1―1の7回無死。宮城の外角直球に腕を伸ばし、打球を右中間レストラン席上部のフェンスにブチ当てた。「思ったより普通に臨めました」と息をついた。
西武時代の19年以来となる複数球団での“開幕4番弾”。この日、先に達成した中日・中田から遅れること5分。球団を開幕戦8年連続勝利にも導き「自分のベストスイングの結果そうなって良かった」と喜んだ。
緊張を力に変えた。「開幕1打席目はもちろん、ホーム開幕戦、西武(ベルーナD)に帰った1打席目。区切り区切りで緊張感とか高揚感とか、ワクワクドキドキってつきまとうもの」。昨季は不祥事でほぼ1年間、公式戦から遠ざかった。FA移籍を選択して、古巣とのオープン戦で大ブーイングも浴びた。逆風に心折れることなく、22年10月1日のソフトバンク戦以来545日ぶりのアーチを架けた。
最後の打者の一邪飛を捕球し「そういえば、と気づいて…」と初采配の小久保監督にウィニングボールをプレゼント。指揮官も「宮城からは取れても2点かなと思っていた。その2点目がああいう形で」と新戦力に感謝した。(田中 昌宏)